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はこでごはん

”アイデンティティー”

”アイデンティティー”_d0017960_0212152.jpg今日の映画はジョン・キューザックの”アイデンティティー”。
"セレンディピティ"、"コン・エアー"に続いて3作目のキューザック出演作品でした。この映画、すごく面白かった!アガサ・クリスティ的なミステリーが好きな人にはオススメ!
ストーリーは、大雨の日にモーテルに閉じ込められた10人が、順番に殺されてゆく話。ちょっと"そしてだれもいなくなった"に通じる感じでしょ?ところがどっこい(死語)、衝撃のラストが待っているのだ!・・・なんて、ちょっと大袈裟かも。途中でわかる人にはわかっちゃうと思うなぁ。
すばらしいのは上手に張り巡らされた伏線。気付きそうで気付かない、ギリギリのところを狙ってくるところが、上手いなあって、感心。後でもう一回初めから見ると、"これはこういうことだったのかー!"って納得するんだよね(笑)
あとはね、ちょっとネタバレになるかもだけど、あのモーテルの世界と現実世界のリンクのさせ方がよかったな。どっちも雨が降ってるから最初は気付かないでしょ?でもだんだん二つの世界がズレてきて、「あれ?」ってなったところで、謎が解ける。この流れがすごいね。
最後はちょっぴり後味悪いけど(汗)、でもホントに面白い映画だった。観た後に「ふぅー!」ってため息ついちゃうね(笑)

キャスト的には、やっぱり主演のジョン・キューザックがよかったなぁ。あの真摯な感じの瞳が何回観てもいい感じ。あと、マルコム役のプルート・テイラー・ヴィンスの演技も上手だったな。ゆらゆら揺らぐ瞳とか、ちょっと遠くを見た微笑とか・・・。この人、"コンスタンティン"にも出るんだね。チェックしよう!

こういうミステリー系の映画で揺ぎ無い私的ナンバーワンは"真実の行方"かなぁ。
ベテランのリチャード・ギアを、エドワード・ノートンが完全に食ってるっていうのがすごい(笑)
あれは法廷ものだったからこの映画とはまたちょっと違うものもあるけど、ラストの衝撃的には”アイデンティティー”も"真実の行方"も同じぐらいガツンとくるね。
あーあと"ゴスフォード・パーク"もよかったな。コレはホントにアガサ・クリスティだった(笑)大きなお屋敷に、たくさんの上流階級の人々とその使用人たち。そこで起こる殺人事件。メイド達の間では主人達の噂話が飛び交って。。。みたいなストーリー。とにかく登場人物が多くって、混乱しまくり!でもあの雰囲気はすごく好きだなぁ。クリスティの小説を映像で見てる感じがして。

んんーやっぱこういう映画すきだなぁ(笑)次は何を借りてこようかなー♪



by hacohako | 2005-04-14 23:23 | 映画箱

のんきに生きる新社会人〔あや〕が映画の感想とかを放り込むブログ
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